2007.12.19 (Wed)
インフルエンザ菌B型(Hib)ワクチン
オランダ在住のmakisukeさんのブログで、インフルエンザ菌B型のワクチン(Hib)と肺炎球菌ワクチンについてあげられていた。オランダでは義務化されているらしい。オランダのみならず、アメリカなど海外では一般的に行われているようで、日本が遅れている状況だ。
私も無知であったため、いろいろと調べてみた。肺炎球菌は次回に述べるとする。
まず、インフルエンザウイルスとインフルエンザ菌は全く別物である。インフルエンザの原因菌として分離されたためインフルエンザ菌と名づけられたが,その後インフルエンザウイルスと混合感染した菌であることがわかったそうだ。つまり間違ってつけられた紛らわしい名前である。
莢膜を有する莢膜株b(Hib)の病原性が強い。小児では化膿性髄膜炎を多く発症させ,敗血症や閉塞性喉頭炎、心内膜炎などの重篤な感染(全身感染)も続発させる。莢膜をもたない菌株は中耳炎,副鼻腔炎などの慢性感染症(局所感染)の原因菌となる。
Hib感染による乳幼児の細菌性髄膜炎は、初期診断や治療が難しいため古くからワクチンの必要性が議論され、1980年代後半には欧米を中心に予防効果が高いHibワクチンが導入された。
米国では、このワクチンによる定期予防接種の導入により、Hib罹患率が100分の1にまで減少した実績を持つ。さらに1998年、世界保健機関(WHO)がHibワクチンの乳児への定期接種を推奨する声明を出したことから、現在では世界100カ国以上で使用されるようになり、世界的に見ればHib感染症はまれな疾患となっている。
これまで日本では承認されておらず、今年の1月にやっと承認された(商品名アクトヒブ)。これは、日本における細菌性髄膜炎の罹患率が欧米の数分の1程度と低く、Hibワクチンの必要性に関する議論が社会的に広まらなかったことが一因とされている。
しかし現実には、日本でも毎年、5歳未満の人口10万人当たり少なくとも8.6〜8.9人がHib感染による細菌性髄膜炎に罹患していると推定されている。Hibによる細菌性髄膜炎は予後が悪く、罹患児の5%が死亡し、25%に聴覚障害やてんかんなどの後遺症が生じる。さらに最近は、Hibの薬剤耐性化が急速に進み、Hib感染症がさらに難治化する傾向にある。
Hibワクチンは「任意接種」のため、患者の費用負担が大きいこと(通常は4回接種で3万円程度)が課題になると考えられる。Hibワクチンは、海外での使用実績から、小児に大きな利益があることは確実であり、早急に費用負担軽減などの対策を講じるべきである。
・H i b ワクチンの発症予防効果
フィンランドおよびアメリカで実施された臨床試験では,本剤が2回以上接種された被験者(それぞれ約97,000 例,5,211 例)ではHib 全身感染症の発症は見られず,本剤の明確な感染予防効果が示された。また,ワクチン導入前の米国ではHib 髄膜炎の発症率は5歳未満人10万人当たり40 〜 60 人/ 年,欧州では8 〜 27 人/ 年であったが,ワクチン導入後はそれぞれ数%程度にまで低下したことからも,予防効果が確認される。
・H i b 感染症の患者数は年間約600 人と少ないように思われるが,予防接種は必要か
患者数は少ないように見えるかもしれないが,Hib髄膜炎は適切な抗菌化学療法を行っても予後不良となる場合が多く,致死率は約5%,てんかん,難聴,発育障害のような長期間症状が残る後遺症が約20%に併発する。また,本剤の接種により,小児の場合重症化しやすい肺炎等のHib感染症も予防できると考えられることから,予防接種は意義があると考えられる。
・他の小児用ワクチンとの同時接種(同じ日にワクチンをうける)ことは可能か
通常は生ワクチンの接種を受けた場合は通常27 日以上,また他の不活化ワクチンを受けた場合は6日以上間隔をおいて本剤を接種するが,医師が必要と認めた場合には,他のワクチン(生ワクチン,不活化ワクチンとも)と同時にうけることができる。その場合はHibワクチンを接種した腕とは別の腕に他のワクチンを接種する。同時接種は予防接種のための通院回数を減らし,母子の負担を軽減する。
・なぜH i b ワクチンは生後2 カ月からの接種が可能で,できるだけ早い時期の接種が疾患を予防するために必要だといわれているか
感染症発生動向調査によると,Hibが原因として報告された細菌性髄膜炎患者の年齢分布は0歳が53%と最も多く,0〜1歳で70%以上を占めました。報告は0歳後半に多く,ピークは生後9カ月で,5歳以上では極めて稀であった。このことから,できれば,生後6か月までに免疫を獲得しておくことが望ましい。
副反応は発熱、接種部発赤、腫脹、しこりなど一般的なものの様子。
しかし、1月に承認済みとのことだが実際に行われているのだろうか?
web上で添付文書も見れないし、情報が少なくてあまりピンとこない。
小児科医に尋ねてみればいいのだろうが、ここのところ縁がない。
どうする?3万円は高いなぁ。
ハルは1歳1ヶ月で細菌性髄膜炎罹患年齢のピークを過ぎているし。
打ちました〜って方がいらっしゃったら教えて下さい。
私も無知であったため、いろいろと調べてみた。肺炎球菌は次回に述べるとする。
まず、インフルエンザウイルスとインフルエンザ菌は全く別物である。インフルエンザの原因菌として分離されたためインフルエンザ菌と名づけられたが,その後インフルエンザウイルスと混合感染した菌であることがわかったそうだ。つまり間違ってつけられた紛らわしい名前である。
莢膜を有する莢膜株b(Hib)の病原性が強い。小児では化膿性髄膜炎を多く発症させ,敗血症や閉塞性喉頭炎、心内膜炎などの重篤な感染(全身感染)も続発させる。莢膜をもたない菌株は中耳炎,副鼻腔炎などの慢性感染症(局所感染)の原因菌となる。
Hib感染による乳幼児の細菌性髄膜炎は、初期診断や治療が難しいため古くからワクチンの必要性が議論され、1980年代後半には欧米を中心に予防効果が高いHibワクチンが導入された。
米国では、このワクチンによる定期予防接種の導入により、Hib罹患率が100分の1にまで減少した実績を持つ。さらに1998年、世界保健機関(WHO)がHibワクチンの乳児への定期接種を推奨する声明を出したことから、現在では世界100カ国以上で使用されるようになり、世界的に見ればHib感染症はまれな疾患となっている。
これまで日本では承認されておらず、今年の1月にやっと承認された(商品名アクトヒブ)。これは、日本における細菌性髄膜炎の罹患率が欧米の数分の1程度と低く、Hibワクチンの必要性に関する議論が社会的に広まらなかったことが一因とされている。
しかし現実には、日本でも毎年、5歳未満の人口10万人当たり少なくとも8.6〜8.9人がHib感染による細菌性髄膜炎に罹患していると推定されている。Hibによる細菌性髄膜炎は予後が悪く、罹患児の5%が死亡し、25%に聴覚障害やてんかんなどの後遺症が生じる。さらに最近は、Hibの薬剤耐性化が急速に進み、Hib感染症がさらに難治化する傾向にある。
Hibワクチンは「任意接種」のため、患者の費用負担が大きいこと(通常は4回接種で3万円程度)が課題になると考えられる。Hibワクチンは、海外での使用実績から、小児に大きな利益があることは確実であり、早急に費用負担軽減などの対策を講じるべきである。
・H i b ワクチンの発症予防効果
フィンランドおよびアメリカで実施された臨床試験では,本剤が2回以上接種された被験者(それぞれ約97,000 例,5,211 例)ではHib 全身感染症の発症は見られず,本剤の明確な感染予防効果が示された。また,ワクチン導入前の米国ではHib 髄膜炎の発症率は5歳未満人10万人当たり40 〜 60 人/ 年,欧州では8 〜 27 人/ 年であったが,ワクチン導入後はそれぞれ数%程度にまで低下したことからも,予防効果が確認される。
・H i b 感染症の患者数は年間約600 人と少ないように思われるが,予防接種は必要か
患者数は少ないように見えるかもしれないが,Hib髄膜炎は適切な抗菌化学療法を行っても予後不良となる場合が多く,致死率は約5%,てんかん,難聴,発育障害のような長期間症状が残る後遺症が約20%に併発する。また,本剤の接種により,小児の場合重症化しやすい肺炎等のHib感染症も予防できると考えられることから,予防接種は意義があると考えられる。
・他の小児用ワクチンとの同時接種(同じ日にワクチンをうける)ことは可能か
通常は生ワクチンの接種を受けた場合は通常27 日以上,また他の不活化ワクチンを受けた場合は6日以上間隔をおいて本剤を接種するが,医師が必要と認めた場合には,他のワクチン(生ワクチン,不活化ワクチンとも)と同時にうけることができる。その場合はHibワクチンを接種した腕とは別の腕に他のワクチンを接種する。同時接種は予防接種のための通院回数を減らし,母子の負担を軽減する。
・なぜH i b ワクチンは生後2 カ月からの接種が可能で,できるだけ早い時期の接種が疾患を予防するために必要だといわれているか
感染症発生動向調査によると,Hibが原因として報告された細菌性髄膜炎患者の年齢分布は0歳が53%と最も多く,0〜1歳で70%以上を占めました。報告は0歳後半に多く,ピークは生後9カ月で,5歳以上では極めて稀であった。このことから,できれば,生後6か月までに免疫を獲得しておくことが望ましい。
副反応は発熱、接種部発赤、腫脹、しこりなど一般的なものの様子。
しかし、1月に承認済みとのことだが実際に行われているのだろうか?
web上で添付文書も見れないし、情報が少なくてあまりピンとこない。
小児科医に尋ねてみればいいのだろうが、ここのところ縁がない。
どうする?3万円は高いなぁ。
ハルは1歳1ヶ月で細菌性髄膜炎罹患年齢のピークを過ぎているし。
打ちました〜って方がいらっしゃったら教えて下さい。
2007.11.28 (Wed)
アデノウイルス
ようやく風邪が落ち着き、やっと麻疹・風疹ワクチンを打とう!と小児科に電話予約していたのだが、早朝の3時頃、ハルに起こされた。
ハルは夜中に起きてゴソゴソすることはないのでおかしいなぁと思っていたら、おでこが熱い…。測ってみると38.4℃ある。
以前調べたとおり、41℃を越えなければ坐薬や冷やすのもしなくても大体大丈夫らしいし、ハルはデコに貼る冷却シートが嫌いで剥いでしまうので、水分を摂らせて、そのまままた寝かしつけた。でも予防接種はキャンセルせねばなるまい(T△T) 。
朝には37.5℃に下がっており、ぐずりがいつもよりややひどいので、多少具合は悪いようだ。でも「いないいないばぁっ!」はいつも通りのテンションで見ている。食欲も良い方だ。8割方食べてしまった。
朝から小児科に熱発したのでと、予防接種キャンセルの電話をすると、「診察はどうされますか?」と聞かれた。今の時点ではやや微熱で他の症状が無いため、「しばらく様子を見ます」と言った。
昼ご飯は薄味の炒り卵とキャベツ入り焼きそばを作ってみた。ちょっと麺がふやけたのかさらに山盛りになってしまったが、喜んで全部食べた。その食べっぷりに安心するも、やはり機嫌は悪く、いつもよりぐずる。
14時頃、私にべったりひっついて離れない。熱を測ってみると38.5℃。小児科へ受診しに行くことにした。
小児科では咽頭が赤くなっており、白い潰瘍(アフタ)が出来ているとのことで、キャピラリーでの簡易採血ではWBCが13000、CRP陽性だった。
以前もかかった咽頭炎が治りきってないのだろうか。アデノウイルスと細菌感染かもしれない風なことを医師から言われ、抗生物質を処方された。
ちなみに保育園をやめた旨、話すと、「冬は厳しいもんねぇ」と医師からしみじみ言われた(笑)。
アデノウイルス7型感染症
アデノウイルス7型の感染による疾患としては上気道炎(咽頭炎,扁桃炎,喉頭炎など)を起こすものが最も多く,つぎに下気道炎(気管支炎,肺炎など)を起こすものがある。また,急性胃腸炎,腸重積症,出血性膀胱炎などを起こすものもあり,さらに熱性痙攣,脳炎・脳症,ウイルス関連血球貪食症候群(VAHS)や播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併して重症化するものもあり,さらに多臓器不全(MOF)に進展して死亡する例もある。
■治療の実際
1.上気道炎に対する治療
対症療法が中心であり,発熱・咽頭痛などには解熱鎮痛薬を投与し,鼻汁・咳嗽に対しては抗ヒスタミン薬や鎮咳薬を投与する。細菌の混合感染を考えて抗生物質を投与することもある。咽頭結膜炎をきたすものもあるが,そのときは咽頭結膜熱の治療を行う。
2.下気道炎に対する治療
アデノウイルス7型感染では,しばしば重篤な肺炎を引き起こし,なかには高サイトカイン血症との関連が示唆されているVAHSを合併することもある。肺炎例に対しては,細菌の混合感染を予防したり,治療するために抗生物質を経口および経静脈で投与し,同時に鎮咳・去痰薬も投与する。
肺炎が重症化する因子としては患児が基礎疾患(脳性麻痺,脳炎後遺症,精神発達遅滞,奇形症候群,てんかん,先天性心疾患,水頭症,気管支肺異形成,Down症候群など)を有している場合が多い。特に中枢神経系の基礎疾患を有する児での予後不良例が多い。
症状の重症化する患児では検査所見で,血球減少,AST・ALT・LDH・CK・フェリチンの高値などがみられる。このような例では間質性肺炎・肺水腫・胸水貯留などにより呼吸困難・チアノーゼ,血液酸素分圧の低下などの急性呼吸不全症状を呈し,酸素投与あるいは人工換気を必要とする。
その他痙攣や意識障害などの中枢神経症状や嘔吐・下痢などの消化器症状・乏尿・無尿などの腎障害も出現する。治療としては抗サイトカイン療法としてステロイド薬の投与を行い,さらにγ-グロブリンの大量投与を行う。それらにも反応をしなければ血漿交換療法も考慮すべきである。
今日の診療プレミアムVol.17 (C)2007 IGAKU-SHOIN
ハルは結膜炎にもなったし、今も日によっては目やにがひどくはないが出ている。実は私も先週から両目結膜炎になって朝とか目やにがすごいので、クラビット点眼(抗生物質の点眼)をもらったが、いまいち治りが悪い。きっと親子で抗生物質が効かないアデノウイルスをやったりもらったりしているに違いない。
肺炎などに重症化する気配はないが、どうやったら早く治るのかなぁ。。。ウイルスって薬も効かないし。
漢方で咽頭炎というと桔梗湯とかだが、大人は市販のトローチが使いやすいが、ハルに飲ませるとなると、漢方の診療所を受診するといいのだが待たされるしなぁ。
ツムラ漢方トローチ桔梗湯
加湿器などでラベンダーなどの咽頭炎によいアロマオイルを焚くのもいいなぁ。空気清浄機をつけていると、全部吸い込んじゃうけど(笑)。

アロマミストディフューザー パープル
ハルは夜中に起きてゴソゴソすることはないのでおかしいなぁと思っていたら、おでこが熱い…。測ってみると38.4℃ある。
以前調べたとおり、41℃を越えなければ坐薬や冷やすのもしなくても大体大丈夫らしいし、ハルはデコに貼る冷却シートが嫌いで剥いでしまうので、水分を摂らせて、そのまままた寝かしつけた。でも予防接種はキャンセルせねばなるまい(T△T) 。
朝には37.5℃に下がっており、ぐずりがいつもよりややひどいので、多少具合は悪いようだ。でも「いないいないばぁっ!」はいつも通りのテンションで見ている。食欲も良い方だ。8割方食べてしまった。
朝から小児科に熱発したのでと、予防接種キャンセルの電話をすると、「診察はどうされますか?」と聞かれた。今の時点ではやや微熱で他の症状が無いため、「しばらく様子を見ます」と言った。
昼ご飯は薄味の炒り卵とキャベツ入り焼きそばを作ってみた。ちょっと麺がふやけたのかさらに山盛りになってしまったが、喜んで全部食べた。その食べっぷりに安心するも、やはり機嫌は悪く、いつもよりぐずる。
14時頃、私にべったりひっついて離れない。熱を測ってみると38.5℃。小児科へ受診しに行くことにした。
小児科では咽頭が赤くなっており、白い潰瘍(アフタ)が出来ているとのことで、キャピラリーでの簡易採血ではWBCが13000、CRP陽性だった。
以前もかかった咽頭炎が治りきってないのだろうか。アデノウイルスと細菌感染かもしれない風なことを医師から言われ、抗生物質を処方された。
ちなみに保育園をやめた旨、話すと、「冬は厳しいもんねぇ」と医師からしみじみ言われた(笑)。
アデノウイルス7型感染症
アデノウイルス7型の感染による疾患としては上気道炎(咽頭炎,扁桃炎,喉頭炎など)を起こすものが最も多く,つぎに下気道炎(気管支炎,肺炎など)を起こすものがある。また,急性胃腸炎,腸重積症,出血性膀胱炎などを起こすものもあり,さらに熱性痙攣,脳炎・脳症,ウイルス関連血球貪食症候群(VAHS)や播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併して重症化するものもあり,さらに多臓器不全(MOF)に進展して死亡する例もある。
■治療の実際
1.上気道炎に対する治療
対症療法が中心であり,発熱・咽頭痛などには解熱鎮痛薬を投与し,鼻汁・咳嗽に対しては抗ヒスタミン薬や鎮咳薬を投与する。細菌の混合感染を考えて抗生物質を投与することもある。咽頭結膜炎をきたすものもあるが,そのときは咽頭結膜熱の治療を行う。
2.下気道炎に対する治療
アデノウイルス7型感染では,しばしば重篤な肺炎を引き起こし,なかには高サイトカイン血症との関連が示唆されているVAHSを合併することもある。肺炎例に対しては,細菌の混合感染を予防したり,治療するために抗生物質を経口および経静脈で投与し,同時に鎮咳・去痰薬も投与する。
肺炎が重症化する因子としては患児が基礎疾患(脳性麻痺,脳炎後遺症,精神発達遅滞,奇形症候群,てんかん,先天性心疾患,水頭症,気管支肺異形成,Down症候群など)を有している場合が多い。特に中枢神経系の基礎疾患を有する児での予後不良例が多い。
症状の重症化する患児では検査所見で,血球減少,AST・ALT・LDH・CK・フェリチンの高値などがみられる。このような例では間質性肺炎・肺水腫・胸水貯留などにより呼吸困難・チアノーゼ,血液酸素分圧の低下などの急性呼吸不全症状を呈し,酸素投与あるいは人工換気を必要とする。
その他痙攣や意識障害などの中枢神経症状や嘔吐・下痢などの消化器症状・乏尿・無尿などの腎障害も出現する。治療としては抗サイトカイン療法としてステロイド薬の投与を行い,さらにγ-グロブリンの大量投与を行う。それらにも反応をしなければ血漿交換療法も考慮すべきである。
今日の診療プレミアムVol.17 (C)2007 IGAKU-SHOIN
ハルは結膜炎にもなったし、今も日によっては目やにがひどくはないが出ている。実は私も先週から両目結膜炎になって朝とか目やにがすごいので、クラビット点眼(抗生物質の点眼)をもらったが、いまいち治りが悪い。きっと親子で抗生物質が効かないアデノウイルスをやったりもらったりしているに違いない。
肺炎などに重症化する気配はないが、どうやったら早く治るのかなぁ。。。ウイルスって薬も効かないし。
漢方で咽頭炎というと桔梗湯とかだが、大人は市販のトローチが使いやすいが、ハルに飲ませるとなると、漢方の診療所を受診するといいのだが待たされるしなぁ。
加湿器などでラベンダーなどの咽頭炎によいアロマオイルを焚くのもいいなぁ。空気清浄機をつけていると、全部吸い込んじゃうけど(笑)。
アロマミストディフューザー パープル
2007.11.27 (Tue)
RSウイルス
11月から保育園に行かなくなって、母子共に徐々に体調が回復してきた。
ハルも鼻水がようやく収まりつつある。朝方まだ咳と目やになどが出るようだ。
食事を吐き出して困っていたのだが、先週末から異様に食欲が出てきて、ほとんど平らげるようになり、急に身長・体重が増えてきた。やっぱり体調が悪いときは食欲もないんだろうなぁ。
おかげで既に買っていたカーターズの12Mの服が丁度良くなってきた。
私の方は咳・痰が大分収まったが、何故か夜に咽がひどく痛かったりする。
この長引く風邪は抗生物質が効かないから、耐性菌かな?と思っていたが、ウイルスの可能性も大きいわけで、いろいろ小児の感染症などの病気に対して、不勉強だなぁと身にしみる今日この頃である。
そこで、折を見てぼちぼち小児の疾患に関して勉強していこうと思う。今回は不勉強なRSウイルス感染症から…。
RSウイルス感染症
Respiratory syncytial virus(RSV)は年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を起こすが、特に乳幼児期において非常に重要な病原体であり、母体からの移行抗体が存在するにもかかわらず、生後数週から数カ月の期間にもっとも重症な症状を引き起こす。
疫 学
RSV感染症は世界中に存在し、地理的あるいは気候的な偏りはないが、特徴的なことは、いずれの地域においても幼弱な乳幼児でもっとも大きなインパクトがあることと、毎年特に都市部において流行を繰り返すことである。
流行は通常急激な立ち上がりをみせ、2〜5カ月間持続するが、温帯地域においては冬季にピークがあり、初春まで続く。本邦においても、11〜1月にかけての流行が報告されている。熱帯地域では雨期に流行を見ることが多い。
小児の細気管支炎や肺炎など、下気道疾患による入院数の増加のほとんどは、RSVの活動性と一致すると考えられている。
RSVは乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50〜90%を占めると報告されており、より年長の小児においても気管支炎の10〜30%に関与していると考えられている。一方、呼吸器症状のない患者から分離されることは滅多にない。
通常、すべての新生児では母体からの移行抗体が母体と同レベル認められるが、徐々に減少し、7カ月以降に検出される抗体は通常、生後の自然感染によるものである。最初の一年間で50〜70%以上の新生児が罹患し、3歳までにすべての小児が抗体を獲得する。肺炎や細気管支炎など のRSVによる下気道症状は、ほとんどの場合は3歳以下で、入院事例のピークは2〜5カ月齢にあるが、最初の3〜4週齢では比較的少ない。また、年長児や成人における再感染は普遍的に 見られるが、重症となることは少ない。
臨床症状
RSVの初感染は常に顕性であるが、軽症の感冒様症状から重症の細気管支炎や肺炎などの下気道疾患に至るまで、様々である。しかしながら、初感染においては下気道疾患を起こす危険性は高く、69%の乳児が生後最初の一年間でRSVに罹患する。そのうちの1/3が下気道疾患を起こすと報告されている。2年目から4年目においても下気道疾患を起こす比率は20%を超え、無視できるものではないが、その重症度は年齢を追う毎に減弱する。
乳幼児期早期には肺炎と細気管支炎が多いが、徐々に気管支炎の病態を呈するものが増加してくる。初感染の病像として、上気道炎や気管支炎の場合でも症状は比較的強い。特に1歳以下では、中耳炎の合併がよくみられる。
潜伏期は2〜8日、典型的には4〜6日とされているが、発熱、鼻汁などの上気道炎症状が数日続き、その後下気道症状が出現してくる。発熱は初期症状として普通に見られるが、入院時には38℃以下になるか、消失していることが多い。咳も主要な症状であるが、持続、増悪する咳 は下気道疾患への進展を示唆する。
罹病期間は通常7〜12日で、入院例では3〜4日で改善してくるとされる が、ウイルスの排泄は持続し、ガス交換の異常も数週間続くと考えられている。
一般検査所見ではあまり特徴的 なものはなく、白血球数は増加する例もあるが、RSV確定例の20%程度であり、白血球分画も一定の傾向はない。
RSVの再感染は普遍的に認められ、縦断的な調査では毎年6〜83%の小児が再感染を経験 していると報告されている。通常は軽症の上気道炎や気管支炎であるが、幼児では20〜50%以上の症例で下気道疾患がみられる。
成人ではいわゆる普通感冒を起こすのみであるが、特に、 RSVに感染した小児を看護する保護者や医療スタッフでは、気管支炎やインフルエンザ様症状をきたし、より重症になることがある。これは、初感染児より排出される大量のウイルスに暴露されるためと考えられている。
治療・予防
治療は基本的には酸素投与、輸液、呼吸管理などの支持療法が中心である。
気管拡張剤およびステロイドの効果については多数の臨床研究がなされている。気管支拡張剤については、限られた効果にとどまるか、あるいは効果がなかったとする報告が多いが、効果があったとする報告もあり、一定の見解は得られていない。ステロイドについては、症例対照研究で効果がなかったとの報告がなされている。
米国で唯一治療薬として認可されているのはリバビリンであり、微小粒子のエアロゾルとして吸入にて用いられる。多数のプラセボ対照研究において、重症度の軽減と酸素飽和度の改善が認められているが、米国小児科学会では、ハイリスクの患者においてのみ考慮されるべきであるとしている。
RSV感染の致死率は1〜3%と報告されているが、状況によりかなりの差違があり、基礎疾患、特に心肺系疾患、免疫不全、低出生体重、そして低年齢などが致死率を上げる危険因子となる。1980年代の心臓に基礎疾患のある小児入院例の研究では、致死率37%とする報告がある。
予防のためのワクチン開発への努力は30年来続けられているが、過去の不活化ワクチンに おいて、接種者が非接種者よりも重症になるという失敗の経験もあり、依然として研究中である。 現在利用可能な予防方法としては、ヒト血清由来の抗RSV免疫グロブリンと、遺伝子組み換え 技術を用いて作成された、RSVの表面蛋白の一つであるF(Fusion)蛋白に対するモノクローナル抗体製剤であるパリビズマブ(Palivizumab、商品名シナジス)がある。
乳幼児期の急性細気管支炎,特にRSウイルス細気管支炎の罹患が,その後長期にわたる肺機能の異常を残し,繰り返す喘鳴(RAD:reactive airway disease)の原因になることがあるので注意する。
国立感染症研究所 感染症情報センター
ハルの一連の風邪もなんらかのウイルスだったんだろうけど、風邪症候群を引き起こすウイルスっていっぱいあるからな〜。症状からすると白血球も上がってたし、RSじゃなかったのかな?でも複合感染してたら分からないよなぁ。
ウイルス感染症って対症療法のみで、治療薬がほとんどないからきついなぁ。
ハルも鼻水がようやく収まりつつある。朝方まだ咳と目やになどが出るようだ。
食事を吐き出して困っていたのだが、先週末から異様に食欲が出てきて、ほとんど平らげるようになり、急に身長・体重が増えてきた。やっぱり体調が悪いときは食欲もないんだろうなぁ。
おかげで既に買っていたカーターズの12Mの服が丁度良くなってきた。
私の方は咳・痰が大分収まったが、何故か夜に咽がひどく痛かったりする。
この長引く風邪は抗生物質が効かないから、耐性菌かな?と思っていたが、ウイルスの可能性も大きいわけで、いろいろ小児の感染症などの病気に対して、不勉強だなぁと身にしみる今日この頃である。
そこで、折を見てぼちぼち小児の疾患に関して勉強していこうと思う。今回は不勉強なRSウイルス感染症から…。
RSウイルス感染症
Respiratory syncytial virus(RSV)は年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を起こすが、特に乳幼児期において非常に重要な病原体であり、母体からの移行抗体が存在するにもかかわらず、生後数週から数カ月の期間にもっとも重症な症状を引き起こす。
疫 学
RSV感染症は世界中に存在し、地理的あるいは気候的な偏りはないが、特徴的なことは、いずれの地域においても幼弱な乳幼児でもっとも大きなインパクトがあることと、毎年特に都市部において流行を繰り返すことである。
流行は通常急激な立ち上がりをみせ、2〜5カ月間持続するが、温帯地域においては冬季にピークがあり、初春まで続く。本邦においても、11〜1月にかけての流行が報告されている。熱帯地域では雨期に流行を見ることが多い。
小児の細気管支炎や肺炎など、下気道疾患による入院数の増加のほとんどは、RSVの活動性と一致すると考えられている。
RSVは乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50〜90%を占めると報告されており、より年長の小児においても気管支炎の10〜30%に関与していると考えられている。一方、呼吸器症状のない患者から分離されることは滅多にない。
通常、すべての新生児では母体からの移行抗体が母体と同レベル認められるが、徐々に減少し、7カ月以降に検出される抗体は通常、生後の自然感染によるものである。最初の一年間で50〜70%以上の新生児が罹患し、3歳までにすべての小児が抗体を獲得する。肺炎や細気管支炎など のRSVによる下気道症状は、ほとんどの場合は3歳以下で、入院事例のピークは2〜5カ月齢にあるが、最初の3〜4週齢では比較的少ない。また、年長児や成人における再感染は普遍的に 見られるが、重症となることは少ない。
臨床症状
RSVの初感染は常に顕性であるが、軽症の感冒様症状から重症の細気管支炎や肺炎などの下気道疾患に至るまで、様々である。しかしながら、初感染においては下気道疾患を起こす危険性は高く、69%の乳児が生後最初の一年間でRSVに罹患する。そのうちの1/3が下気道疾患を起こすと報告されている。2年目から4年目においても下気道疾患を起こす比率は20%を超え、無視できるものではないが、その重症度は年齢を追う毎に減弱する。
乳幼児期早期には肺炎と細気管支炎が多いが、徐々に気管支炎の病態を呈するものが増加してくる。初感染の病像として、上気道炎や気管支炎の場合でも症状は比較的強い。特に1歳以下では、中耳炎の合併がよくみられる。
潜伏期は2〜8日、典型的には4〜6日とされているが、発熱、鼻汁などの上気道炎症状が数日続き、その後下気道症状が出現してくる。発熱は初期症状として普通に見られるが、入院時には38℃以下になるか、消失していることが多い。咳も主要な症状であるが、持続、増悪する咳 は下気道疾患への進展を示唆する。
罹病期間は通常7〜12日で、入院例では3〜4日で改善してくるとされる が、ウイルスの排泄は持続し、ガス交換の異常も数週間続くと考えられている。
一般検査所見ではあまり特徴的 なものはなく、白血球数は増加する例もあるが、RSV確定例の20%程度であり、白血球分画も一定の傾向はない。
RSVの再感染は普遍的に認められ、縦断的な調査では毎年6〜83%の小児が再感染を経験 していると報告されている。通常は軽症の上気道炎や気管支炎であるが、幼児では20〜50%以上の症例で下気道疾患がみられる。
成人ではいわゆる普通感冒を起こすのみであるが、特に、 RSVに感染した小児を看護する保護者や医療スタッフでは、気管支炎やインフルエンザ様症状をきたし、より重症になることがある。これは、初感染児より排出される大量のウイルスに暴露されるためと考えられている。
治療・予防
治療は基本的には酸素投与、輸液、呼吸管理などの支持療法が中心である。
気管拡張剤およびステロイドの効果については多数の臨床研究がなされている。気管支拡張剤については、限られた効果にとどまるか、あるいは効果がなかったとする報告が多いが、効果があったとする報告もあり、一定の見解は得られていない。ステロイドについては、症例対照研究で効果がなかったとの報告がなされている。
米国で唯一治療薬として認可されているのはリバビリンであり、微小粒子のエアロゾルとして吸入にて用いられる。多数のプラセボ対照研究において、重症度の軽減と酸素飽和度の改善が認められているが、米国小児科学会では、ハイリスクの患者においてのみ考慮されるべきであるとしている。
RSV感染の致死率は1〜3%と報告されているが、状況によりかなりの差違があり、基礎疾患、特に心肺系疾患、免疫不全、低出生体重、そして低年齢などが致死率を上げる危険因子となる。1980年代の心臓に基礎疾患のある小児入院例の研究では、致死率37%とする報告がある。
予防のためのワクチン開発への努力は30年来続けられているが、過去の不活化ワクチンに おいて、接種者が非接種者よりも重症になるという失敗の経験もあり、依然として研究中である。 現在利用可能な予防方法としては、ヒト血清由来の抗RSV免疫グロブリンと、遺伝子組み換え 技術を用いて作成された、RSVの表面蛋白の一つであるF(Fusion)蛋白に対するモノクローナル抗体製剤であるパリビズマブ(Palivizumab、商品名シナジス)がある。
乳幼児期の急性細気管支炎,特にRSウイルス細気管支炎の罹患が,その後長期にわたる肺機能の異常を残し,繰り返す喘鳴(RAD:reactive airway disease)の原因になることがあるので注意する。
国立感染症研究所 感染症情報センター
ハルの一連の風邪もなんらかのウイルスだったんだろうけど、風邪症候群を引き起こすウイルスっていっぱいあるからな〜。症状からすると白血球も上がってたし、RSじゃなかったのかな?でも複合感染してたら分からないよなぁ。
ウイルス感染症って対症療法のみで、治療薬がほとんどないからきついなぁ。
2007.10.26 (Fri)
気管支炎
今週は月曜から保育園を休ませて、家でハルの看病をしていた。
先週の土曜から変な咳をしていたので、小児科に行ってなんか抗生物質を出してもらおうかと思っていたが、週末でかかりつけの横柄な小児科医しか開いておらず、そこの小児科医はいきなり強い抗生物質を出すということが分かったため、受診をためらっていた。
また、ハルも朝方は結構痰がらみの咳をするものの、起きると咳も止まり、元気に遊ぶし、食欲も最近すごく良く食べるようになり、ごちそうさまを促すと、足らないと文句を垂れるくらいだったので、漢方の診療所にかかるだけにしていた。
火曜も朝から37.5℃くらいと少し体温が高めだし、鼻水も黄バナがすごいので、私も仕事が入っていなかったため、水曜まで保育園を休ませることにした。
しかしなかなかハルの症状は良くならず、以前もらっていた小児科のかぜ薬を飲ませても黄バナがよくならない。終いには目やにまで黄色くなってきた。
横柄な小児科ではなく、別の小児科に連れて行こうと思っていると、私まで風邪がひどくなり、とうとうダウンしてしまった。38℃の熱がずっとあるため、かぜ薬でよく寝てくれ、一人遊びも上手なハルの世話はなんとか出来るものの、外出して小児科に連れて行くことは困難になってしまった。
結局、主人が早退して、水曜日の夕方、他の小児科にハルを連れて行ってくれた。すると、胸の音を聞いて、気管支炎を起こしているというのと、普通のかぜ薬だけで症状も緩解しないという前提もあってか、細菌感染(二次感染)を起こしているとのことで、今まで飲ませていた去痰薬・鎮咳薬・鼻水を抑える薬にくわえて、気管支拡張剤・アレルギー物質を抑える薬・抗生物質を2日分処方され、2日後必ず受診すること、保育園は治るまで休ませることと言われた。
しかし、2日分の薬って少なすぎると思う。赤ちゃんって出したり、手で振り払ったりして、飲ませるのを失敗することも多いのに、もう少したくさん出してもいいのではないか?
そう主人にぼやくと、ずぼらして再診しない人もいるし、無くなったら早く受診しろってことだろうと言われ、まぁ納得した。小児科も客(患者)が来ないことには商売にならないしね。
気管支炎・細菌感染を起こしているとの診断結果にややショックを受けてしまった。ハルは元気だったし、いつもの小児科医に受診しにくい状況もあって、風邪をこじらせてしまったのだ。これは私の責任が大きいだろう。医療関係者のくせに判断を誤ったことも恥ずかしいし、なによりハルに申し訳なかった。子供って元気でも甘くみてはだめだなぁと反省した次第である。
木曜は私は仕事が入っていたが、自分の体調も悪かったし、休ませてもらった。
ハルは薬も喜んで飲むので良かった。特に空腹時に少量の水に溶いたり、スプーンの上で水に湿らして飲ませると、よろこんでなんども口に運んで飲んでくれ、無くなったら「まだのむ〜」と催促するくらいである。食後の満腹時に飲ませると、吐き出して遊んでいたので、のませるなら空腹時が良さそうだ。もちろん、薬によっては空腹時だと胃に負担があるものや、血中濃度が上がるものもあるので、一律にはできない。
抗生物質が効けば劇的に良くなるかなぁと思っていたが、原因となる菌が違うのか、もらった抗生物質が効かないウイルス性なのかいまいち鼻水はよくならない。しかし、胸のゼロゼロ音は無くなったので、気管支炎は良くなったようだ。
金曜日の今日、再診すると、気管支炎は良くなっていたようで、同じ薬を5日分処方された。この間は血液検査もしてあったようで、白血球が上昇し、あきらかに感染があったとのことだった。
耐性菌や副作用などの問題から、最近は小児の風邪などで安易に抗生物質を使用しないようにという風潮になってきているので、確認されたのだろう。
保育園は24時間熱が無く、夜もよく眠れているようなら行って良いとのことだった。明日も仕事が入っているが、明日まで休ませてもらうことにした。
鼻水は嫌がってもしっかりとってあげるように言われた。しかし、チアノーゼを起こすくらい嫌がって泣くので、結局また鼻水が出てきてしまう。どっちがいいんだろう(苦笑)。
しかし、そんなに嫌なことをする母ちゃんなのに、嫌いになって逃げるでもなく、抱きついてくるのがなんとも可愛いものである。
ちなみに私の場合は手持ちの抗生物質を飲んだら、あっさり熱が下がったものの、なかなか咳やだるさはとれません…。
皆様も風邪にお気をつけ下さい。
気管支炎については↓
先週の土曜から変な咳をしていたので、小児科に行ってなんか抗生物質を出してもらおうかと思っていたが、週末でかかりつけの横柄な小児科医しか開いておらず、そこの小児科医はいきなり強い抗生物質を出すということが分かったため、受診をためらっていた。
また、ハルも朝方は結構痰がらみの咳をするものの、起きると咳も止まり、元気に遊ぶし、食欲も最近すごく良く食べるようになり、ごちそうさまを促すと、足らないと文句を垂れるくらいだったので、漢方の診療所にかかるだけにしていた。
火曜も朝から37.5℃くらいと少し体温が高めだし、鼻水も黄バナがすごいので、私も仕事が入っていなかったため、水曜まで保育園を休ませることにした。
しかしなかなかハルの症状は良くならず、以前もらっていた小児科のかぜ薬を飲ませても黄バナがよくならない。終いには目やにまで黄色くなってきた。
横柄な小児科ではなく、別の小児科に連れて行こうと思っていると、私まで風邪がひどくなり、とうとうダウンしてしまった。38℃の熱がずっとあるため、かぜ薬でよく寝てくれ、一人遊びも上手なハルの世話はなんとか出来るものの、外出して小児科に連れて行くことは困難になってしまった。
結局、主人が早退して、水曜日の夕方、他の小児科にハルを連れて行ってくれた。すると、胸の音を聞いて、気管支炎を起こしているというのと、普通のかぜ薬だけで症状も緩解しないという前提もあってか、細菌感染(二次感染)を起こしているとのことで、今まで飲ませていた去痰薬・鎮咳薬・鼻水を抑える薬にくわえて、気管支拡張剤・アレルギー物質を抑える薬・抗生物質を2日分処方され、2日後必ず受診すること、保育園は治るまで休ませることと言われた。
しかし、2日分の薬って少なすぎると思う。赤ちゃんって出したり、手で振り払ったりして、飲ませるのを失敗することも多いのに、もう少したくさん出してもいいのではないか?
そう主人にぼやくと、ずぼらして再診しない人もいるし、無くなったら早く受診しろってことだろうと言われ、まぁ納得した。小児科も客(患者)が来ないことには商売にならないしね。
気管支炎・細菌感染を起こしているとの診断結果にややショックを受けてしまった。ハルは元気だったし、いつもの小児科医に受診しにくい状況もあって、風邪をこじらせてしまったのだ。これは私の責任が大きいだろう。医療関係者のくせに判断を誤ったことも恥ずかしいし、なによりハルに申し訳なかった。子供って元気でも甘くみてはだめだなぁと反省した次第である。
木曜は私は仕事が入っていたが、自分の体調も悪かったし、休ませてもらった。
ハルは薬も喜んで飲むので良かった。特に空腹時に少量の水に溶いたり、スプーンの上で水に湿らして飲ませると、よろこんでなんども口に運んで飲んでくれ、無くなったら「まだのむ〜」と催促するくらいである。食後の満腹時に飲ませると、吐き出して遊んでいたので、のませるなら空腹時が良さそうだ。もちろん、薬によっては空腹時だと胃に負担があるものや、血中濃度が上がるものもあるので、一律にはできない。
抗生物質が効けば劇的に良くなるかなぁと思っていたが、原因となる菌が違うのか、もらった抗生物質が効かないウイルス性なのかいまいち鼻水はよくならない。しかし、胸のゼロゼロ音は無くなったので、気管支炎は良くなったようだ。
金曜日の今日、再診すると、気管支炎は良くなっていたようで、同じ薬を5日分処方された。この間は血液検査もしてあったようで、白血球が上昇し、あきらかに感染があったとのことだった。
耐性菌や副作用などの問題から、最近は小児の風邪などで安易に抗生物質を使用しないようにという風潮になってきているので、確認されたのだろう。
保育園は24時間熱が無く、夜もよく眠れているようなら行って良いとのことだった。明日も仕事が入っているが、明日まで休ませてもらうことにした。
鼻水は嫌がってもしっかりとってあげるように言われた。しかし、チアノーゼを起こすくらい嫌がって泣くので、結局また鼻水が出てきてしまう。どっちがいいんだろう(苦笑)。
しかし、そんなに嫌なことをする母ちゃんなのに、嫌いになって逃げるでもなく、抱きついてくるのがなんとも可愛いものである。
ちなみに私の場合は手持ちの抗生物質を飲んだら、あっさり熱が下がったものの、なかなか咳やだるさはとれません…。
皆様も風邪にお気をつけ下さい。
気管支炎については↓
2007.10.15 (Mon)
インフルエンザ予防接種
2週間前は半袖で、暑い暑いと昼も33℃超す暑さだったのだが、最近めっきり秋めいて寒くなってきた。ハルの風邪も熱こそはあれ以来でないものの、鼻水は多少ずっと出ているようである。
私達夫婦は職業柄(薬剤師)、毎年会社の金でインフルエンザ予防接種を受けている。去年も出産後1ヶ月くらい(12月)に受けに行った。今年も申し込みをしていて、ふと思った。
ハルはインフルエンザ予防接種はしたほうがいいのか・・・?
そこで調べてみた。
国立感染症研究所 感染症情報センター
・接種したほうがいいのか?
小児については、平成16年10月31日に日本小児科学会より、「1歳以上6歳未満の乳児については、インフルエンザによる合併症のリスクを鑑み、有効率20〜30%であることを説明したうえで任意接種としてワクチン接種を推奨することが現段階で適切な方向であると考える」との見解が出されている。根拠としては、1歳未満児については対象数が少なく、有効性を示す確証は認められなかったこと、1歳以上6歳未満児については、発熱を指標とした有効率は20〜30%となり、接種の意義が認められたことがあげられている。
乳幼児における効果は抗体反応でみると弱いが,抗体産生以上に感染防御効果を認めるという報告もある。
小児において気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全などの基礎疾患を有している場合、6カ月から18歳の小児で長期間アスピリンを服用している場合(ライ症候群を発症する危険があるため)、集団生活に入っている場合なども、インフルエンザに罹患した場合に重症化や合併症のリスクが高くなるため、接種を考慮すると良いと考えられている。
また、重症化や合併症のリスクが高い方の家族や、医療従事者などの様にインフルエンザを発症することによって重症化が予想される方と身近で接する機会の多い方も、ワクチンの接種を考慮すると良いと思われる。なお欧米では、乳幼児もインフルエンザの重症化率が高いと報告されており、ワクチン接種による予防が望ましいと考えられ、米国などでは6カ月から59カ月未満の乳幼児に接種を勧めている。
・インフルエンザのリスクは?
乳幼児では中耳炎や熱性けいれんが起こりえる。また、その他の合併症としては、ウイルスそのものによる肺炎や気管支炎、心筋炎、アスピリンとの関連が指摘されているライ症候群などが挙げられる。
合併症の状況によっては入院を要したり、死亡したりする例もあり注意を要する。近年我が国では、小児において年間100〜200例の、インフルエンザに関連したと考えられる急性脳症の存在が明らかとなり、現在病態の解明が進められている。インフルエンザ脳症を発症した事例の間で、ワクチン接種の有無について有意な差は無く、インフルエンザワクチンの接種によるインフルエンザ脳症の予防、インフルエンザ脳症の重症化の予防について、明らかな証拠は見いだされていない。インフルエンザ発病から中枢神経系障害をおこすまでの期間が、およそ1.4日程度と短時間であることから、ワクチン接種が発症者の33%において症状の軽減に寄与するならば、インフルエンザ脳症発生の予防としても有効であろうとの意見もある。
インフルエンザ脳症はインフルエンザに罹患しなければ発症しないので、インフルエンザ脳症の発生リスクが高い1歳〜5歳だけではなく、周囲のヒト(家族、保育園職員など)にワクチンを接種し、これらの幼児のインフルエンザウイルスへの曝露機会を減らすことが勧められる。
・インフルエンザのワクチンはいつごろ接種するのが効果的か?
インフルエンザに対するワクチンは、個人差はあるが、接種からその効果が現れるまで通常約2週間程度かかり、約5カ月間その効果が持続するとされている。通常日本のインフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心となるので、12月上旬までには接種をすますことが推奨される。2回接種の場合は、2回目は1回目から1〜4週間(免疫効果を考慮すると4週間が望ましい)あけて接種するので、1回目をさらに早めに接種した方が良い。
・卵やゼラチンにアレルギーのある人にインフルエンザの予防接種はできるか?
卵アレルギーの程度にもよるが、ほとんどの場合問題なく接種できる。
インフルエンザワクチンは、その製造過程において、インフルエンザウイルスの増殖に発育鶏卵を用いるために、最終製品であるワクチンの中に、ごくわずかながら鶏卵由来のタンパク成分が残って、それによるアレルギー症状がまれに起こることがある。しかし、近年は高度に精製され、その量は極めて微量であり、通常は卵アレルギーがあってもほとんど問題とならない。しかしながら、鶏卵を食べてひどい蕁麻疹や発疹を生じたり、口腔内がしびれたりする方や、卵成分でアナフィラキシーショックを起こしたことがあるような、重篤な卵アレルギーがある方は、ワクチン接種を避けるか、インフルエンザの罹患リスクとワクチン接種に伴う副反応リスクとを考慮して、接種前にかかりつけの医師とよく相談のうえ、接種ワクチン液による皮内反応を事前に実施するなど、十分に注意して接種することを勧める。
・授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても問題ないか?
授乳期間中でも、インフルエンザワクチンを接種しても支障はない。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンというタイプで、病原性をなくしたウイルスの成分を用いているため、ウイルスが体内で増えることが無いため、母乳を介して子供に影響を与えることはない。また、母親がワクチン接種を受けることで、乳児へのインフルエンザ感染の予防効果を期待することもできない。
授乳期間中にインフルエンザウイルスに感染した場合も、このウイルスは主に気道系の上皮細胞で増殖するので、血液中にウイルスが存在することは極めて稀である。また、存在した場合でも非常に微量であると言われている。したがって、母乳中にインフルエンザウイルスが含まれ、母乳を介して乳児に感染を起こすことはほとんど無いと考えられる。
しかしながら、母親と乳児は日常から極めて濃厚に接触しているため、母親のインフルエンザ罹患中には、母乳とは関係のない感染経路によって、乳児に感染する可能性が高いのではないかという不安の声も聞かれる。確かに、インフルエンザは主に飛沫で感染するため、1〜2メートルという近い距離での濃厚接触によって、感染の危険性が増加するというのは事実である。インフルエンザ患者は発症前からウイルスを排出しているので、母親が体調の異常に気付いたときには、すでに乳児にもインフルエンザウイルスが感染しているかもしれない。もちろん発症後の方がウイルス量は多いので、感染の危険性は増大するという指摘もある。
少なくとも、赤ちゃんに接触する前の飛沫が付いた際の手洗い、授乳時のマスクなどによりできるだけの予防策をとることは合理的な方法であろう。なお、抗インフルエンザ薬を使用した場合は、その薬剤は母乳中に移行すると言われており、服薬中に母乳を与えるのは避けることとなっている。
・インフルエンザワクチンの接種を考えたときに、ウイルス疾患に罹患したり、定期 予防接種の時期と重なった場合にはどうすればよいか?
予防接種ガイドライン(2006年3月改訂版)によると、「麻疹,風疹,水痘及びおたふくかぜ等に罹患した場合には,全身状態の改善を待って接種する。
医学的には,個体の免疫状態の回復を考え、麻疹に関しては治癒後4週間程度、その他(風疹,水痘及びおたふくかぜ等)の疾病については治癒後2〜4週間程度の間隔をあけて接種する。その他のウイルス性疾患(突発性発疹,手足口病,伝染性紅斑など)に関しては,治癒後1〜2週間の間隔をあけて接種する。しかし,いずれの場合も一般状態を主治医が判断し,対象疾病に対する予防接種のその時点での重要性を考慮し決定する。また,これらの疾患の患者と接触し,潜伏期間内にあることが明らかな場合には,患児の状況を考慮して接種を決定する」となっている。
すなわち麻疹などに罹患した後は、しばらくの間免疫能が低下していることがあるため、接種したインフルエンザワクチンによる免疫が十分に獲得できない場合があり、上記のように期間をあけて接種した方が良いとされる。
小児の定期予防接種と日程が重なった場合は、基本的には定期の予防接種を優先するが、地域でのその予防接種対象疾患の流行状況やインフルエンザの流行の状況からインフルエンザワクチンの接種を優先する場合もあるので、かかりつけの医師と十分ご相談のうえ判断する。
うちは夫婦共に医療従事者だし、ハルは集団保育中なので、打っておいた方が無難そうだ。もうすぐ1歳にもなるし、有効性のほうが高いだろう。
打つとなると、時期が問題となる。
今度の木曜日にはポリオの集団接種があり、生ワクチンのため、4週間は予防接種できない。そして4週間も経てば、1歳の誕生日を過ぎるため、麻疹・風疹ワクチンも打たなければならない。すると、インフルエンザワクチンの1回目の接種が12月中旬頃になってしまう。
個人的にはそれでいいかなと思うのだが、あの横柄な小児科医に相談するとなると、どうなるか分からないなぁ。小児科を変えたい気もするが、来春には引っ越すし、他の小児科は多いので微妙なところである。
ポリオを延期してもいいが、引っ越し先で調べてやるのも面倒なので、なるべく済ませておきたい。
まぁ麻疹・風疹ワクチンを打ってもらう時期に相談するとしよう。
ハルは11ヶ月と1週間で、ようやく下の歯が顔を出し始めた。
そのためかどうか分からないが、ムラ食いが増えてきて、特にご飯を食べずに出してしまう。固さは関係ないようで、おかずと混ぜながらだましだまし食べさせている。保育園でも困られているようだ。
また、「いないいないばぁっ!」のオープニングに併せて、歌うようになった。「いないいないいないいない・・・ばぁっ♪」と明確な発音で、音楽に合わせて歌っている。他の単語はしゃべれないが、これだけは覚えたようである。保育園でも「上手にいないいないばぁと遊ばれています」とよく連絡帳に書いてある(笑)。
私達夫婦は職業柄(薬剤師)、毎年会社の金でインフルエンザ予防接種を受けている。去年も出産後1ヶ月くらい(12月)に受けに行った。今年も申し込みをしていて、ふと思った。
ハルはインフルエンザ予防接種はしたほうがいいのか・・・?
そこで調べてみた。
国立感染症研究所 感染症情報センター
・接種したほうがいいのか?
小児については、平成16年10月31日に日本小児科学会より、「1歳以上6歳未満の乳児については、インフルエンザによる合併症のリスクを鑑み、有効率20〜30%であることを説明したうえで任意接種としてワクチン接種を推奨することが現段階で適切な方向であると考える」との見解が出されている。根拠としては、1歳未満児については対象数が少なく、有効性を示す確証は認められなかったこと、1歳以上6歳未満児については、発熱を指標とした有効率は20〜30%となり、接種の意義が認められたことがあげられている。
乳幼児における効果は抗体反応でみると弱いが,抗体産生以上に感染防御効果を認めるという報告もある。
小児において気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全などの基礎疾患を有している場合、6カ月から18歳の小児で長期間アスピリンを服用している場合(ライ症候群を発症する危険があるため)、集団生活に入っている場合なども、インフルエンザに罹患した場合に重症化や合併症のリスクが高くなるため、接種を考慮すると良いと考えられている。
また、重症化や合併症のリスクが高い方の家族や、医療従事者などの様にインフルエンザを発症することによって重症化が予想される方と身近で接する機会の多い方も、ワクチンの接種を考慮すると良いと思われる。なお欧米では、乳幼児もインフルエンザの重症化率が高いと報告されており、ワクチン接種による予防が望ましいと考えられ、米国などでは6カ月から59カ月未満の乳幼児に接種を勧めている。
・インフルエンザのリスクは?
乳幼児では中耳炎や熱性けいれんが起こりえる。また、その他の合併症としては、ウイルスそのものによる肺炎や気管支炎、心筋炎、アスピリンとの関連が指摘されているライ症候群などが挙げられる。
合併症の状況によっては入院を要したり、死亡したりする例もあり注意を要する。近年我が国では、小児において年間100〜200例の、インフルエンザに関連したと考えられる急性脳症の存在が明らかとなり、現在病態の解明が進められている。インフルエンザ脳症を発症した事例の間で、ワクチン接種の有無について有意な差は無く、インフルエンザワクチンの接種によるインフルエンザ脳症の予防、インフルエンザ脳症の重症化の予防について、明らかな証拠は見いだされていない。インフルエンザ発病から中枢神経系障害をおこすまでの期間が、およそ1.4日程度と短時間であることから、ワクチン接種が発症者の33%において症状の軽減に寄与するならば、インフルエンザ脳症発生の予防としても有効であろうとの意見もある。
インフルエンザ脳症はインフルエンザに罹患しなければ発症しないので、インフルエンザ脳症の発生リスクが高い1歳〜5歳だけではなく、周囲のヒト(家族、保育園職員など)にワクチンを接種し、これらの幼児のインフルエンザウイルスへの曝露機会を減らすことが勧められる。
・インフルエンザのワクチンはいつごろ接種するのが効果的か?
インフルエンザに対するワクチンは、個人差はあるが、接種からその効果が現れるまで通常約2週間程度かかり、約5カ月間その効果が持続するとされている。通常日本のインフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心となるので、12月上旬までには接種をすますことが推奨される。2回接種の場合は、2回目は1回目から1〜4週間(免疫効果を考慮すると4週間が望ましい)あけて接種するので、1回目をさらに早めに接種した方が良い。
・卵やゼラチンにアレルギーのある人にインフルエンザの予防接種はできるか?
卵アレルギーの程度にもよるが、ほとんどの場合問題なく接種できる。
インフルエンザワクチンは、その製造過程において、インフルエンザウイルスの増殖に発育鶏卵を用いるために、最終製品であるワクチンの中に、ごくわずかながら鶏卵由来のタンパク成分が残って、それによるアレルギー症状がまれに起こることがある。しかし、近年は高度に精製され、その量は極めて微量であり、通常は卵アレルギーがあってもほとんど問題とならない。しかしながら、鶏卵を食べてひどい蕁麻疹や発疹を生じたり、口腔内がしびれたりする方や、卵成分でアナフィラキシーショックを起こしたことがあるような、重篤な卵アレルギーがある方は、ワクチン接種を避けるか、インフルエンザの罹患リスクとワクチン接種に伴う副反応リスクとを考慮して、接種前にかかりつけの医師とよく相談のうえ、接種ワクチン液による皮内反応を事前に実施するなど、十分に注意して接種することを勧める。
・授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても問題ないか?
授乳期間中でも、インフルエンザワクチンを接種しても支障はない。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンというタイプで、病原性をなくしたウイルスの成分を用いているため、ウイルスが体内で増えることが無いため、母乳を介して子供に影響を与えることはない。また、母親がワクチン接種を受けることで、乳児へのインフルエンザ感染の予防効果を期待することもできない。
授乳期間中にインフルエンザウイルスに感染した場合も、このウイルスは主に気道系の上皮細胞で増殖するので、血液中にウイルスが存在することは極めて稀である。また、存在した場合でも非常に微量であると言われている。したがって、母乳中にインフルエンザウイルスが含まれ、母乳を介して乳児に感染を起こすことはほとんど無いと考えられる。
しかしながら、母親と乳児は日常から極めて濃厚に接触しているため、母親のインフルエンザ罹患中には、母乳とは関係のない感染経路によって、乳児に感染する可能性が高いのではないかという不安の声も聞かれる。確かに、インフルエンザは主に飛沫で感染するため、1〜2メートルという近い距離での濃厚接触によって、感染の危険性が増加するというのは事実である。インフルエンザ患者は発症前からウイルスを排出しているので、母親が体調の異常に気付いたときには、すでに乳児にもインフルエンザウイルスが感染しているかもしれない。もちろん発症後の方がウイルス量は多いので、感染の危険性は増大するという指摘もある。
少なくとも、赤ちゃんに接触する前の飛沫が付いた際の手洗い、授乳時のマスクなどによりできるだけの予防策をとることは合理的な方法であろう。なお、抗インフルエンザ薬を使用した場合は、その薬剤は母乳中に移行すると言われており、服薬中に母乳を与えるのは避けることとなっている。
・インフルエンザワクチンの接種を考えたときに、ウイルス疾患に罹患したり、定期 予防接種の時期と重なった場合にはどうすればよいか?
予防接種ガイドライン(2006年3月改訂版)によると、「麻疹,風疹,水痘及びおたふくかぜ等に罹患した場合には,全身状態の改善を待って接種する。
医学的には,個体の免疫状態の回復を考え、麻疹に関しては治癒後4週間程度、その他(風疹,水痘及びおたふくかぜ等)の疾病については治癒後2〜4週間程度の間隔をあけて接種する。その他のウイルス性疾患(突発性発疹,手足口病,伝染性紅斑など)に関しては,治癒後1〜2週間の間隔をあけて接種する。しかし,いずれの場合も一般状態を主治医が判断し,対象疾病に対する予防接種のその時点での重要性を考慮し決定する。また,これらの疾患の患者と接触し,潜伏期間内にあることが明らかな場合には,患児の状況を考慮して接種を決定する」となっている。
すなわち麻疹などに罹患した後は、しばらくの間免疫能が低下していることがあるため、接種したインフルエンザワクチンによる免疫が十分に獲得できない場合があり、上記のように期間をあけて接種した方が良いとされる。
小児の定期予防接種と日程が重なった場合は、基本的には定期の予防接種を優先するが、地域でのその予防接種対象疾患の流行状況やインフルエンザの流行の状況からインフルエンザワクチンの接種を優先する場合もあるので、かかりつけの医師と十分ご相談のうえ判断する。
うちは夫婦共に医療従事者だし、ハルは集団保育中なので、打っておいた方が無難そうだ。もうすぐ1歳にもなるし、有効性のほうが高いだろう。
打つとなると、時期が問題となる。
今度の木曜日にはポリオの集団接種があり、生ワクチンのため、4週間は予防接種できない。そして4週間も経てば、1歳の誕生日を過ぎるため、麻疹・風疹ワクチンも打たなければならない。すると、インフルエンザワクチンの1回目の接種が12月中旬頃になってしまう。
個人的にはそれでいいかなと思うのだが、あの横柄な小児科医に相談するとなると、どうなるか分からないなぁ。小児科を変えたい気もするが、来春には引っ越すし、他の小児科は多いので微妙なところである。
ポリオを延期してもいいが、引っ越し先で調べてやるのも面倒なので、なるべく済ませておきたい。
まぁ麻疹・風疹ワクチンを打ってもらう時期に相談するとしよう。
ハルは11ヶ月と1週間で、ようやく下の歯が顔を出し始めた。
そのためかどうか分からないが、ムラ食いが増えてきて、特にご飯を食べずに出してしまう。固さは関係ないようで、おかずと混ぜながらだましだまし食べさせている。保育園でも困られているようだ。
また、「いないいないばぁっ!」のオープニングに併せて、歌うようになった。「いないいないいないいない・・・ばぁっ♪」と明確な発音で、音楽に合わせて歌っている。他の単語はしゃべれないが、これだけは覚えたようである。保育園でも「上手にいないいないばぁと遊ばれています」とよく連絡帳に書いてある(笑)。
| HOME |








makisuke☆(10/10)
ぷにちゅ(10/09)
maru(10/08)
ぷにちゅ(09/30)
maru(09/29)
ぷにちゅ(09/29)
ぷにちゅ(09/29)